縮毛矯正

縮毛矯正で失敗しないためのポイントと、失敗したときの対処法【原因は美容師】

この記事は、縮毛矯正で失敗しない方法と、失敗した時の対処法について美容師がわかりやすく解説します。

この記事を書いている僕は、現在小さい美容院を経営し、月間200名のお客さんを担当しています。

お客さんにいつも伝えている事は、美容院のスペシャルケアと、あなた自身が自宅で行うホームケアが、どちらも大事で欠かせないということ。

髪と生活
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くせ毛で悩んでいる人の救世主、縮毛矯正。

最近は薬剤が進化して自然なストレートヘアに仕上がりますが、失敗する人も多いのが現状です。

 

・まっすぐになりすぎてカッパみたい

・痛んでチリチリになってしまった

・全然クセが伸びてない

このような状態にならないために、この記事で学んでください。

 

 

この記事を読めば、縮毛矯正で失敗しなくなります。

高いお金を払って得たまっすぐな髪を、美しく保ちましょう。

 

縮毛矯正が失敗する原因

 

完全に美容師側に責任があるのですが、こんな理由があります。

・縮毛矯正で使う薬剤の選択ミスと、痛んでいる髪への前処理不足

・コミュニケーション不足で、あなたと美容師の目指す髪型が明確じゃない

それぞれ見ていきましょう。

縮毛矯正で使う薬剤の選択ミスと、痛んでいる髪への前処理不足

 

縮毛矯正の薬剤は、

・やっかいなくせ毛に対応する強い薬剤

・比較的ゆるいくせ毛に対応する弱い薬剤

大まかに分けるとこんな種類があります。

 

この選定を間違うと失敗に繋がるわけです。

とはいえ、あなたはこの部分にはタッチできないですよね。完全に美容師に委ねることになります。

 

わかりやすい失敗例としては

・髪の毛が細く、クセが比較的ゆるやかな人に強い薬剤を使う→カッパ化、チリつき

・髪の毛が太く、クセが強い人に弱い薬剤を使う→クセが全然伸びていない

このような感じ。経験ある方も多いんではないでしょうか。

 

さらに、髪の毛が過度に痛んでしまったという話もよく聞きます。

これは、薬剤を髪の毛に塗る前に、過度に痛まないように保護する前処理剤というものを省くと起こります。

この部分もあなたにはわかりませんよね。

 

ただクセを伸ばすだけではなく、なるべく痛まないようにケアしてほしい

まずは、このようにはっきりと伝え、美容師がどういう提案をするか聞きましょう。

 

 

このような、美容師とのコミュニケーションも含めた対処法は、このあとさらに詳しく解説しますが、

・どんな髪型にしたいか(イメージ写真などがあるとなお良し)

・どんな髪型になったらイヤか

この2点をカウンセリングの段階でしっかり伝えておくことが失敗しないための最初の一歩だったりします。

 

髪と生活
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あとは美容師が薬剤選定をミスらないことを祈るばかり。

この段階でできることは、このくらいでしょう。

コミュニケーション不足で、あなたと美容師の目指す髪型が明確じゃない

 

特に初めて担当してもらう美容師とはしっかりと話してコミュニケーションをとることが重要ですね。

 

美容師にも色んな人がいて、さくっとカウンセリングを終わらせ、あなたが言ったことを聞き流していることもあります。

美容師の上手い、下手を2つの視点から考えてみた【結局は人付き合い】の記事にも書きましたが、やはり人と人の相性が大事で、この人なら任せようと思う美容師と出会うと縮毛矯正が成功する確率は上がると思います。

 

初めましての状態で

なんだか違和感、、、。

と感じたら、担当者を変えることもできます。(言いづらいと思いますが、、、。)

もしくは、しつこく疑問点を質問して納得するべきです。失敗するよりはマシですね。

 

とはいえ、どう判断していいかわからない人も多いと思うので、チェックリストを作りました。

✅あなたの髪の状態や、くせ毛の特徴を細かく説明してくれたか

 

✅その状態に対してどんな施術が必要かをわかりやすく説明してくれたか

 

✅縮毛矯正をかけた後、髪の毛がどんな状態になるかを前もって説明してくれたか

 

✅できないことをはっきりと言ってくれたか

 

髪と生活
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カウンセリングの段階で、このあたりの説明をしてくれたかがいい美容師を見極めるポイントですね。

これらの説明に納得できたら、縮毛矯正が失敗する確率は下がると思います。

縮毛矯正の失敗例

 

髪質別に、よくある失敗例を紹介していきます。

 

細毛、猫っ毛の失敗例とその原因

 

よくあるのがこの2点。

・自然なボリューム感がなくぺちゃんこ

・毛先がチリチリになった

 

自然なボリューム感がなく、ぺちゃんこ

 

もともと細毛の人は髪のボリュームは出づらいですよね。

クセでうねっていたり、膨らんでいる状態でかろうじて感じていたボリューム感も、縮毛矯正でクセを伸ばすことで失われてしまいます。

 

髪の根元に薬剤を塗らずにうまくやると多少違いますが、ボリュームダウンを感じてしまうのは確実。

クセの強い方はしっかりと根元までクセを伸ばさないといけないので、仕上がりは余計にぺったりしてしまうと思います。

髪と生活
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失敗というか、どうしようもない部分でもある気がしますが、このあたりの微調整をしっかりできる技術力のある美容師に施術してもらうのが1番ですね。

 

毛先がチリチリになった

 

理由は大きく分けて2つあります。

 

まず1つ目は、髪の毛の細い方は薬剤の浸透が早いことです。

縮毛矯正の薬剤はカラーなどの薬剤に比べて時間管理がシビアです。

薬剤が髪の毛に付いている時間が長いと、髪の毛の痛みに直結します。

太い髪の方が10分の放置時間でちょうどよい薬剤が、髪の毛の細い方は5分でよかったりということが、ザラに起こるわけです。

 

そして2つ目。

それは、薬剤を流した後のストレートアイロンでのクセ伸ばしのやり方です。

細い髪の方に高温のアイロンをしっかり当ててしまうと、毛先が温度に負けてチリつきます。

 

 

どんな感じでやっているかというと、

img src=”puppy.jpg” alt=”縮毛矯正のストレートアイロンを使う様子"

このように細かく分け取り、クセを伸ばしています。

縮毛矯正が時間がかかる理由は、この施術の細かさですね。頭全体にこの作業を繰り返すわけです。

このとき、ヘアアイロンの温度は150度〜180度くらいあります。

薬剤で敏感になっている髪の毛には過酷な状況ですが、クセを伸ばすためには必須なので細心の注意を払いながら施術していくわけですね。

 

 

実はこの温度管理は、美容師にとってもかなり難しい問題で、

高い温度でしっかり→クセがよく伸びるが髪の毛が痛む

低い温度でしっかり→クセの伸びは高温より劣るが、髪の毛の痛みは少ない

このようなジレンマを抱えます。

とはいえ、基本的に細い髪の方に高温のストレートアイロンでガンガン伸ばす美容師は少ないと思うので、ある程度は安心していてもOKだと思います。

 

 

まとめると、どちらかというと薬剤の選択と放置時間のミスのほうが、髪の毛のチリつき問題に深く関係していると思います。

やはりあなた自身でコントロールしづらい問題だと思うので、信頼できる美容師を見つけることが重要ですね。

 

太毛、剛毛の失敗例

 

髪の毛が細い人に比べて、ちょっと多めですかね。

ほとんどが、クセがうまく伸びていないことが原因の失敗です。

・うねりや髪のボリュームが出て、収まりが悪い

・手触りがゴワゴワ

 

うねりや髪のボリュームが出て、収まりが悪い

 

うねりを伸ばしボリュームダウンしたいのに、これは納得いかない問題ですよね。

この問題は、

・薬剤のパワーが太い髪のクセを伸ばすには弱かった

・そもそも薬剤の塗りモレ

・ストレートアイロンでクセを伸ばす際、しっかり伸ばせていなかった

このあたりが原因です。

髪と生活
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丁寧にやってもらうしかないですよね。たのむよ美容師って感じです。

 

解決策としては、伸びていないクセを再度伸ばしてもらうことが手っ取り早いです。

お気軽にやり直しを申し出ることで、ある程度は解決しますね。

気になることは、我慢せずどんどん言うべきです。

 

美容室のお直しのポイントを、メニュー別に詳しく解説【気軽にどうぞ】にお直しをする際のポイントを書きましたので参考にしてください。

 

でも、余計に痛むんじゃないの?

と、思いますよね。

 

厳密にいうと、やり直しが全く痛まないことはないのですが、クセが伸びていない部分に狙い撃ちするので髪の痛みは最小でやり直せます。

さらに髪の太い人は、もともとの“髪の毛の強さ”みたいな部分もあるので、髪の毛の細い人に比べてやり直しに関しては有利です。

髪と生活
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とはいえ、やり直しなんてしないほうがいいので美容師には頑張ってもらいましょう。

 

手触りがゴワゴワ

 

意外と最近の薬剤は進化していて、この失敗はあまり聞かなくなりましたが、原因はやはり髪の毛が痛むことです。

 

髪が太い方のクセを伸ばすには、縮毛矯正の薬剤のパワーが必要で、どちらかというと強い薬剤を選びがち。

この薬剤が、髪の状態に対して強すぎると過度に痛み、手触りがゴワゴワになるわけですね。

 

薬剤を選ぶときの美容師の頭の中は、

髪と生活
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この人髪の毛も太いし、クセが強いなぁ、強い薬剤使わないとクセが伸びないだろうなぁ、、。
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とはいえ、この最強に強い薬剤を使っても大丈夫だろうか、、。髪の毛が痛むし、、かといってクセが伸びていないのが1番よくないし、、、。

こんな感じ。迷いに迷っているわけです。

経験があってもこの判断はかなり難しいし、髪の毛の状態によっては部分的に薬剤を塗り分けて対応することもよくあります。

 

まぁ美容師事情は置いといて、とにかく手触りがよくないのは髪の痛みが原因なので、適切な薬剤で、しっかりと痛まないように縮毛矯正してもらうことで解決しますね。

髪と生活
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手触りに関しては、自宅でのヘアケアも大いに関係してくるので、この後ご紹介するおすすめのヘアケア方法も合わせてどうぞ。

縮毛矯正が失敗した時の対処法【美容院の対応編】

 

お直しできる範囲なら、無料で対応、状態が深刻なら返金も可、さらに納得できない場合は長期で話し合いです。

縮毛矯正に限らずですが、どこのお店もこの対応ですね。

 

お直しの内容は

・クセが伸びていない部分のかけ直し

・乾燥して痛んでいる毛先にトリートメント

この2点がメインになると思います。

 

髪の長さが多少変わってもよければ、毛先を少しカットすることもよくあります。

場合によってはトリートメントよりも、このほうが髪の状態がよくなることも多いですね。

 

ただ、1番問題なのは、お直ししようがない状態になってしまっている場合。

具体的には、髪の毛が根元から毛先までチリチリで広がってしまい、どうしようもなくなっている状態がこれにあたります。

こうなってしまうと髪の毛の痛みが激しく、かけ直しもできないですし、トリートメントも効果なし。

長さを切ろうにも、超短髪、もしくは坊主になってしまいます。現実的に無理ですよね。

 

もしこのような失敗をされてしまったら、話し合うしかないです。

あなたが納得する方法で決着をつけるしかないですね。

 

 

髪と生活
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感情的になってしまうと思いますが、現実を受け入れ前に進むためには話し合うことになります。

美容師として誠意を持った対応をさせていただきます。

 

縮毛矯正が失敗した時の対処法【自分でできること】

縮毛矯正をすると、あたりまえですが髪の毛は痛みます。

この髪の痛みに対して、日々、お家での正しいヘアケアで対応していくことが必要になりますね。

 

正しい自宅ヘアケアとは、毛先の乾燥を抑え、指通りがよくまとまる髪の状態を作ること。

 

そのために必要なモノ、コトは

・ドライヤーでしっかり乾かす

・髪質や頭皮タイプに合うシャンプー、トリートメントを使う

・洗い流さないトリートメントで毛先を保護

この3点。ヘアケアの基本ですね。

 

くせ毛の乾かし方、あなたに合うシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。参考にしてください。

 

髪と生活
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美容院の仕上がり長持ちさせるには、自宅でのヘアケアが大事です。

正しいやり方、あなたに合う商品を見つけよう!

縮毛矯正を失敗しないために【まとめ】

今回は縮毛矯正で失敗しないためのポイントと、その対処法について解説しました。

 

失敗する理由は、ほとんどが美容師のミスだったりします。

髪と生活
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僕たちはしっかり技術と知識を磨くことが必須ですね。

 

ただ、縮毛矯正が成功したとしても、あなたが日々ヘアケアをしないと綺麗な状態は保てません。

二人三脚でしっかりとコミュニケーションしながらやっていきましょう。

それでは、また!

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小さな美容室の店主。 このサイト【髪と生活】のコンセプトは、【日々の生活の充実は、あなたらしい綺麗で扱いやすい髪の毛を作る】です。 このコンセプトに沿った、情報を日々書いています、お時間ある時にゆっくりどうぞ。